民間の「貸農園」の競争相手は・・・・治自体運営の「市民農園」ではない!
そんな一年更改の農園などは、本当の意味の作物、植物作りの喜びは生まれないからである。
本当の敵は・・・我にある。
つまり、作物を作りたい、ガーデニングをしたい人のここの内を見えない人は経営するべきでない。
ここのところがアパート経営、マンション経営と根本的に違うところである。
作物栽培には、物つくりの楽しさが含んである。
更に、自分が作ったものを、食べる安心感、満足感・・・農耕民族の日本人の心を持った人が応募してくる。
先ず、自分が「収奪心」が強い狩猟民族型の人は、貸農園はやめたほうが良い。
やっている間に、微妙な乖離が・・・お客さんとの間に生まれ、育てる喜びを「共有」出来ないからである。
植物を育てる人は・・・喜び、達成感を共有できる人でないと、話が合わないからである。
植物と共有できる人と・・・同じ空気、同じ時間を・・・持つことが出来れば、喜びも、楽しさも何倍にもなる。
宇井 清太は50余年ラン栽培、育種して、毎年蘭展を行なって、
毎年70000人ほどの入場者と会っているが・・・・
楽しい時間を、会話をできるのは100人に一人の日もあれば、500人に一人の日もある。
残りの人のほとんどは・・・・企業経営者のような・・・ここ何人で管理しているの・・・とか、
なんで「入場無料」なの…とか。どこからカネ持ってくるのとか。
年間・・・どれくらい経費が掛かるのとか。
・・・・会場を乱舞している蘭の花を見ても、花を語る人、美しさを語れる人は・・・男には・・・ほとんどいない!
そいうことで、貸農園をやる人が、そのような人なら、絶対に応募者と乖離した状態になる。
〇 永続的に安定した経営をするなら「農耕民族のDNA」が必須条件である。
会社と同じような・・・レベルの時間と、会話と、空間では・・・何ともならない。
共有がキイポイント。
〇 土壌作りを徹底的に指導すること。一年間に何回も・・・春作、夏作、秋作に合わせて。
これを行うと・・・自分の区画に愛着が沸き、翌年も継続する。
一年更改など・・・行ってはならない!
〇 越年草、多年草作物を栽培するように勧めること。
冬が過ぎて・・・春の芽出しの喜びが・・・・絶対必要なのだ。作物栽培には!
例えば…チューリップなどの秋植球根、玉ねぎ、アスパラ、にんにく、ニラなど。
イチゴも・・・。
〇 誰よりも、何処よりも最先端の技術、知識を持っていること。
どんな本にも書いてあるようなことを・・・素晴らしい知識のように言う指導員がいるが・・・。
花屋さんに花の栽培を聞くと・・・ほとんどデタラメ。ランではTVの受け売り。
優秀な指導員の確保が重要。話術も・・・。
当たり前のことだが・・・。学者タイプの人では・・・・使い物にならない。
〇 「完全無農薬栽培法」を指導できる人。
有機栽培では・・・何ともならない。これまでは有機でもなんとか・・・指導できたが、
「完全無農薬栽培法」が出来てた現在では、有機は過去のもの。
現在の貸農園の最高のブランドが「完全無農薬栽培」である。
これを夢見て・・・貸農園の応募してくるのだから・・・・
化学農薬でいいなら・・・スーパーでいい。
〇 「完全無農薬栽培」に必要な資材を常備しておくこと。
その他のことは、当たり前のことである。
何処でも既にやっている。
kasi no8